2023/02/03

vol.55 「お守りサンが販売開始」

こんにちは、大城です。
 
今日は、素敵なお知らせです。
 
去年のスタッフブレンドコンテストで
お客様投票1位を獲得した
イオン那覇店わかなちゃんが作った香り
「サン ロールオンアロマ」
 
お客様からのご要望にお応えしまして
2月4日(土)より、ペタルーナ全店舗で
販売開始することになりました!

サン1
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サン ロールオンアロマ
https://www.petaluna.com/?pid=172500123
 
15ml 2,200円(税込)
 
※数量限定
 
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前回は、お買い物プレゼントとしての
登場だったため、購入したくても
買えなかったので
「待ってましたー!」と
私はうきうきしております。
 
サンといえば、
不幸な出来事を呼ぶ
マジムンと言われる
悪霊や魔物から
身を守ってくれる
お守り・魔除け。
 
昔から沖縄ではお母さんが
家族のお弁当に添えたり
おばあちゃんが、出かける時に
持たせてくれたり、
優しい思い出を持っている人は
とても多いはず。
 
この香りを作った
わかなちゃんも、小さい頃からの
家族との思い出を
「サン」に表現しています。
 
そんな彼女の温かい気持ちから
できたこの香りは
月桃の懐かしくも
ほっとうする穏やかな香りと、
マジムンには負けるか!という
気合いの入った意思の強さの
両方感じさせるブレンドに
仕上がっています。

サン2
そんな素敵なこの商品は、
私は大事な人達に
贈りたいと思っています。
 
もちろん自分用にも1本♪
 
限定数量販売なので
売り切れる前に、買わねば。
 
皆様もこの機会をお見逃しなく。
 
サン ロールオンアロマで
わかなちゃんの
うちなーワールドを
ご堪能ください。
 
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以前サンについて
紹介した記事でも
詳しくご紹介しております。
ぜひご覧ください。
↓↓↓
https://www.petaluna.com/?mode=f75
 
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【番外編】
 
以前「月桃花日和」という
読み物を発刊しました。
その時、コラムニスト
たべわすれさんが
執筆してくれたコラム。
そのコラムにサンが
登場するので、こちらで
紹介させてください。

月桃花日和
〜香りの記憶〜
 
料理上手な祖母は、孫の私たちが
遊びに行くといつも美味しい食事を
用意してくれた。
 
カレーライスにソーキ汁
(豚肉のあばら骨の汁物)、
クファジューシー
(沖縄風炊き込みご飯)は
特にその味が忘れられない。
 
いつもたくさんの料理が用意されていて、
残ったものを明日も食べなさいと
持たせてくれたものだった。

ビニール袋の結び目の横には必ず
「サン小ゎー(グヮー)」が添えられていた。

家に持ち帰るまでの間に
食べ物が弱ってしまわないように、
悪いものがついてしまわないように
という思いが込められた、
古くから伝わる魔よけのおまじないだ。

祖母が用意するいつものサングヮーは、
キッチンペーパーを割いて結んだものだった。

ある日のこと、
持ち帰ったビニール袋を開けると、
鼻先にフワッと心地いい香りを感じた。

月桃の葉を結んだ
サングヮーが添えられていたのだ。

いつもとは違う特別な様子に、
温かくてうれしい気持ちに包まれながら
眠りについたことをぼんやりと覚えている。
 
ずいぶんと大人になってからの思い出もある。
職場で持ち寄りランチ会を催したときのことだ。

上司の奥様による
特製重箱の蓋を開くと、
程よいサイズにカットされた
月桃の葉が添えられていた。

月桃をめくるとそこには
色とりどりの品々がギュウっと
詰められていて、

一同、うわぁー!と
感嘆の声を上げて喜んだ。

さらに
「ふつうのお弁当にも
月桃が添えられていることがあるんだよ」
と上司から素敵なひと言が。

月桃の移り香で
味わいが膨らんだ品々をいただきながら、
胸がいっぱいになったものだ。
 
こんなふうに月桃についての思い出を
ゆっくりと思い返してみたとき、
他に覚えているのはやはり食べ物に関する
エピソードばかりで、

美味しい思い出とともに、
料理に添えられた「優しい気持ち」は、
時を超えてしっかりと私の心に残っている。
 
私が今度だれかに
ごはんを食べてもらうときには、

月桃をどこかに忍ばせて、
香りと一緒にいろいろな思いを
伝えられたらいいのにと、
そんな風に思う。
 
By たべわすれ

月桃